ES (従業員満足度)・エンゲージメント の向上から経営の好循環サイクルをつくる!
株式会社ヒューマンブレークスルーは、創業18年目の「ES・エンゲージメント」に専門特化した日本発のコンサルティング会社です。
ES(従業員満足度)・エンゲージメントの専門コンサルティング会社
株式会社ヒューマンブレークスルー
<東京オフィス>〒107-0062 東京都港区南青山2丁目2番15号 ウィン青山942
<福岡オフィス>〒810-0001 福岡市中央区天神4丁目8番2号 天神ビルプラス5F
一般的に「2・6・2の法則」(優秀な人材が2割、普通の人材が6割、足を引っ張ってしまう人材が2割)があると言われている。
リストラというと、後者の2割に該当する社員を切ることでもあるが、同社では、経営は社員満足度第一、社員は顧客満足度第一をモットーに会社経営を行っている。よって後者の2割に該当するような人材でも決してリストラすることなく、全社員の生涯雇用を守っている。
近藤会長が親会社の日本電子にいたとき、20代で労働組合の委員長となり、正社員の3分の1に及ぶ1000人のリストラを経験している。退職を余儀なくされた多くの社員と接する中で、「雇用を守ることが、経営者の最大の責務だ」という考えに至った。このような経験もあり、社員の雇用の確保には、最大限の力を入れているのだ。
例えば43歳で2つの肝臓を失い、週3回の人工透析の短時間勤務を続ける社員でも課長に昇格させるなど、癌闘病中でも地位と待遇を維持している。
このように身障者や癌患者また介護従事者などの社員への支援を行い、会社の都合で雇用を切るようなことがない。
このような万が一の事が起きても雇用の不安がない、給与ダウンがないことが、組織に一体感を生む。また社員に安心感を持たせ、会社への献身や貢献度が高まり、従業員満足度やエンゲージメントが向上していくのだ。
近年「心理的安全性」職場の生産性をUPさせるために、欠かせない要素だと言われている。従業員満足度が高い同社には、必然的に心理的安全性の高い職場が形成されていると言っても過言ではないだろう。
実際に同社は債務超過以来、従業員満足度の高い経営を行い、生産性は3倍になっている。
またこのような会社の姿勢は社員間から口コミで社外へと広まっていき、女性事務員の採用募集をハローワークに出したら、100名ぐらいの応募があるという。このような採用環境であれば、優秀な人材が採用できることは想像に難しくないだろう。
お金をかけずに社風を良くするには、どうしたら良いだろうか?
GAFAMが組織開発のお手本にした会社に、HP(ヒューレットパッカード)がある。HPは好ましい企業文化をつくろうと、HPウェイを策定しその浸透に努めていた。
このHPウェイの中に、次のようなマネージャーに求めるウェイがある。
『Management By Walking Around』
このウェイの意味は、「マネージャーは現場を知ろうと歩き回れ」という内容だ。
同社ではこれに近い内容として、トップやリーダーが、個々の社員の声を笑顔で聞く取組みを行っている。これは会社の枠に社員を押し込むのではなく、社員の事情に経営を合わせていこうとしているからだ。
さりげない会話から、社員の希望や意向をつかんだり、悪い情報は笑顔で聞くことで、先手先手で施策を講じることができ、人や組織の問題が大きくならない対応につなげている。
特に気をつけているのは、トップや幹部が「笑顔」で実践することだという。これは同社のクレドの中にも明記されている。
社員の成長を支援する教育制度も充実している。
会社の徹底した情報公開を行おうと、毎週全社会議を行い情報共有を図っている。リモートでも参加できるように、全社員にPCとWi-Fiを支給し、在宅勤務率も70~80%実現できているという。これらが在宅勤務下でも社員が孤立感や疎外感を持たないような取り組みにつながっている。
他には社長塾や会長塾などがあり、トップ自らが社内で社員教育を実施する仕組みもある。
また驚くのは、同社では会社の売上高の1%を、年間教育研修の予算に充てていることだ。
それによって海外でのトレーニングにも、年間で延べ50人派遣したりすることもあり、女性社員に対しても経営者大学の講座を受講できるなど、自己啓発のための手当や援助を最大限に行い、社員の成長志向を後押ししているのだ。
同社の方針として、経営陣や上司が社員の成長へどれだけ支援できるかに重点を置いており、そのためには教育・訓練予算を増額させながら、会社としての支援を向上させている。
同社には2006年から開始した「今週の気づき」という仕組みがある。これは全従業員が、今週1週間の間に気づいたことや感じたことなど、振り返りをメールで上司・役員へ報告するものだ。
今週の気づきは、必ず上司がフィードバックするようにもなっており、一方通行ではない双方向のコミュニケションにつながっている
1週間を振り返り、その内容を文章にすることで、自己成長を促すことが目的だ。内容は職場の仲間に対する感謝や敬意を表明するものも多く、自己成長だけでなく、仲間意識の強化や醸成にもつながっている。
2022年4月25日
ES・エンゲージメントの専門コンサルティング会社
株式会社ヒューマンブレークスルー
志田貴史
創業17年目となる、ES (従業員満足度) ・エンゲージメントに専門特化した、コンサルティング会社です。
株式会社
ヒューマンブレークスルー
代表者:志田 貴史
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