ＥＳ・エンゲージメント向上に必要な幹部の信条

皆さん　こんにちは

本日は、弊社の顧客企業である「チロルチョコ」さんで、「幹部の信条づくり・ワークショップ」を実施しました。チロルチョコといえば、皆さんも一度は口にしたことがある、国民的チョコレートの１つですよね。

製造工場は福岡にあり、開発や営業といったスタッフ部門は東京にある企業さんで、今回の研修は、福岡市博多駅近くのホテルで開催されました。受講者は同社の幹部９名です。

2019年から、私たちがＥＳ・エンゲージメント向上の支援を行っている会社の１社です。毎年弊社でＥＳ・エンゲージメントの調査を実施し、実態を正しく把握した上で、様々な施策を展開しています。

現在の社長は創業家の４代目となる、松尾裕二社長。ＥＳ・エンゲージメントの向上に経営の舵を切るにあたり、ミッション・ビジョン・モットーという同社の理念体系を見直し、リニューアルされています。

「あなた」を笑顔にする

これが同社のミッションです。

素敵なミッションですよね！

さて、ここでいう「あなた」というキーワードを見て、皆さんはまず誰を連想するでしょうか？

ミッションの説明文には、こう記されています。

【良い会社・商品・仕事は、どのように生まれるのか。それは笑顔の先にあると信じています。

社員が笑顔で働ける会社で良い商品を創り、お客様の笑顔に繋がり、また社員が笑顔になる。その笑顔が連鎖して家族やお得意さまも笑顔になる。私達に関係する全ての「あなた」を笑顔にすることが私達の使命です。】

これは「社員の笑顔」が最初にあって、そこから笑顔の連鎖が始まるということ。松尾社長としては、この順番をとても大切にしています。まずは社内にいる社員から、楽しく笑って仕事をしている状況をつくりたい、身近な人に笑顔でいて欲しい。そんな想いが込められています。

このミッション体系をカタチにすべく、財布に入る名刺サイズのミッション体系カードをつくり、全従業員に配布もしています。

今回はさらに突っ込んで、全社的な内容ではなく、幹部にフォーカスした価値観・行動指針を策定するプロジェクトを、弊社から提案し実行する運びとなりました。

好ましい組織文化をつくるためには、何と言っても幹部クラスの相応しい行動が必要不可欠になります。そこで幹部だけで、幹部としてどのような行動が必要か、幹部だけの価値観・行動指針を策定するワークショップを実施しました。

まず好ましい組織文化の事例を学びながら、自社の組織文化上の課題を抽出。

その後グループワークを通じて、好ましい組織文化をつくるための、幹部に必要な価値観、とるべき行動を言語化していきました。

最終的に６つの「幹部の信条」を、完成させることができました。

これから蛇腹タイプの「幹部の信条カード」の制作も支援していきます。

皆さんの会社では、幹部や管理者として大切にしなければいけない価値観や行動指針が、明確になっているでしょうか？

2022年6月9日

ＥＳ・エンゲージメントの専門コンサティング会社

株式会社ヒューマンブレークスルー

志田貴史