ES (従業員満足度)・エンゲージメント の向上から経営の好循環サイクルをつくる!
株式会社ヒューマンブレークスルーは、創業16年目の「ES・エンゲージメント」に専門特化した日本発のコンサルティング会社です。
ES(従業員満足度)・エンゲージメントの専門コンサルティング会社
株式会社ヒューマンブレークスルー
<東京オフィス>〒107-0062 東京都港区南青山2丁目2番15号 ウィン青山942
<福岡オフィス>〒810-0001 福岡市中央区天神4丁目8番2号 天神ビルプラス5F
従業員エンゲージメントを高め離職率1%を実現するバリューチャージ
ES・エンゲージメントに不可欠なバリューチャージ
「仕事の報酬は仕事そのものだ」という言葉がある。また私たちが働く対価として受け取るものは金銭報酬だけかというと、決してそれだけではない。「顧客からの感謝」・「職場での承認」・「自己成長した実感」・「同僚との協力関係」・「愛着のある会社で働くことの誇り」など、働く人にとって様々な非金銭報酬が存在している。
ES・エンゲージメントを考える上で、特に仕事の中でどんな意義や価値を感じながら、その仕事に向き合うことが出来ているかどうかは、大きなカギを握る要素の1つになる。
これらを通じて得られる「仕事のやりがい」は、大きな内発的動機付け要因となり、ES・エンゲージメントを持続的に向上させる期待効果があるからだ。
当社のES・エンゲージメントサーベイ後に「仕事内容」や「ワークモチベーション」が課題の場合、ソリューションとして「仕事のバリュー再認識ワーク」というプログラムを提供し、コンサルティングを行っている。
まず自分の会社や組織が社会や顧客に対して提供している役立ちやバリューは何だろうか?次に自分の部署が会社の中で果たしている役立ちやバリューは何だろうか?最後に自分たちが日頃行っている仕事が、どんな意味や意義を持っているのか、仕事の価値を改めて再認識し、仕事へのやりがいと誇りを向上させる施策の1つだ。
会社⇒部署⇒私と、視点を変えながら最終的に自分たちが日頃行っている仕事を棚卸し、それぞれの仕事に対して具体的にどんな価値や役立ち・貢献が考えられのか、みんなで考え意見を出し合いながら、見える化していく。
このようなワークを通じて、自分たちの仕事の価値や意義を初めて認識することができたという人も多く、内発的な動機づけを図る有効な手法だと考えている。
やり方としては、部門ごとに少人数でのグループをつくって行い、ディスカッション結果を模造紙やホワイトボードなどにまとめて、会社全体で発表すると非常に効果的だ。
このワークを実施した某企業の総務部の若手社員から、実施後のアンケートでこんなコメントが返ってきた。『自分たちの仕事はこれまで正直雑用係だと思っていました。しかし、今日の「仕事バリュー再認識ワーク」を行って、はじめて自分たちの仕事の意義や価値を理解でき、見出すことができたので、これからは自分たちなりにもっと工夫しながら、本来の価値が出せるような仕事の進め方をしていきたいと思います』。
バリューをアップデートせよ
単にやりたい仕事やおもしろい仕事でなくても、自分たちの仕事の意味や意義または役立ちや価値が実感できれば、「仕事の報酬は仕事そのもの」に成り得るのだ。こういった仕事の意味づけや価値づけができていないと、従業員のやる気は下がりESやエンゲージメントも低下していくことになってしまう。
近年、会社を取り巻く経営環境はハイスピード化や競争激化に加え、働き方改革の旗のもと、効率化を急ぐあまり、私たちは仕事のやり方を中心にしたハウツー教育に重きが置かれてしまっている。そのため、仕事における意味や価値、社会への役立ちや貢献、といったものを社員に対してしっかりと認識させるような「バリュー教育」が、ひょっとしたら不十分なのかもしれない。
先のアンケートのコメントにもあったように、私たちは自分の仕事の意義や価値が理解できれば、またその重要性がしっかりと認識できれば、仕事への取組み姿勢や発想がより好ましい方向に変わっていくのだ。またこのようなワークを効果的に実施するためには、5月号でも書いた経営理念体系(経営理念・経営方針・価値観・行動指針)がやはり整備されていることが必要なのは言うまでもない。
バリューUPからエンゲージメントへ
世の中には人の役に立たない仕事など何一つ存在せず、自分たちの仕事は必ず誰かの何かの役に立っているものだ。ただ日々の業務に忙殺され、そういった認識が持てないと残念ながらそれは「仕事」ではなく「作業」で終わってしまっているケースも多いのではないだろうか?
私たちが従業員に期待しているのは、単なる「作業」ではなく、価値提供を意識して業務を遂行してもらう「仕事」なのだ。またここからさらに意識レベルが上がっていくと「志事」に昇華し、組織と個人の成長の方向性が連動し、互いに貢献し合える絆となる高エンゲージメントな状態をつくることが可能になるのだ。
ES・エンゲージメントを構成する要素として仕事内容やワークモチベーションは大きな影響を与える項目ではあるが、その改善・向上方法の1つとして仕事の価値や意義を再認識させるアプローチを紹介させていただいた。
日頃何気なくルーチンワークとして行っている私たちの仕事内容について、そもそもの原点や役割・使命を考え知ることで、内発的動機付けとなるモチベーションの源泉を得ることにつながり、ESやエンゲージメントの向上もさることながら、仕事のパフォーマンスや経営成果の向上にもつながることも想像に難しくないと思う。
(2021年8月号月刊人事マネジメントへの弊社代表志田貴史の執筆記事より)
創業15年目となる、ES (従業員満足度) ・エンゲージメントに専門特化した、コンサルティング会社です。
株式会社
ヒューマンブレークスルー
代表者:志田 貴史
〒107-0062
東京都港区南青山2丁目2番15号 ウィン青山942
〒810-0001
福岡市中央区天神4丁目8-2 天神ビルプラス5F